2000年6月のにっきだよ

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2000年6月某日 お暑いのはお嫌い

オイラが住んでる”シャタク”とゆー名前の家は、りびんぐるーむ我が家の呑み処と、べっどるーむ寝床兼遊園地と、げすとるーむ物置と化していると、きっちんぴろ助が悪戦苦闘する場所がある、3Kキタナイ、カビ臭い、カベぼろいって意味ぢゃないよといわれる造りになっている。オイラはいつもはりびんぐるーむでお昼寝するんだけど、ここは外から風が全く入ってこないんだ。ここ何日か、めっちゃ暑い日が続いてオイラはもうクラクラだよ。そりゃあ舌も出しっぱなしになるっちゅうの。羽根がぐるぐる回る扇風機とかゆー機械があるんだけど、生あたたか〜い風しか吹いてこないんだよねぇ。1,980円で買ったヤツはこんなものさ。こんなとこにいたら、熱中症になっちゃうよ。

そんな時、いつもはオイラと一緒にお昼寝するぴろ助がいないことに気がついたんだ。どこ行ったのかなぁ?って探してたら、げすとるーむで洗濯物にうずもれながらぐうすか寝てた。あれ?ここは意外と風が入ってくるみたいだぞ。いい場所見つけたからってひとりで寝てるなんて、ずるいぢゃないか。おや?網戸が破けてひらひらしてるぞ。ちょっとイタズラしてみるか。”ビリビリッ”網戸に飛びかかって登ってたら、破けてたところが拡大しちゃった・・・。その後ぴろ助にめっちゃ怒られた。破れたところはオイラが外に出られないようにダンボールで隠されちゃった。でも、これじゃあせっかくの風が入ってこないよね。ぴろ助は「網戸を修理する」って言ってたけど、修理する前に夏が終わっちゃう方に賭けるね。

げすとるーむもイマイチ涼しくないんで、オイラは自分で快適な場所を探すことにしたんだ。きっちんは一応フローリングなんだけど、オイラが走りまわって下の階の住人クマ&ぴろは”やまもっちゃん”と呼んでいるに迷惑かけるからってんで、カーペット敷かれたから肌触りが冷たくないし、えんとらんすほーるいわゆる玄関ってやつですなは冷たくてキモチイイけど、誰かが来てチャイムが鳴るとぴろ助に追い出されるし、でなかなか見つからなかった。そして苦節2時間、とうとうオイラのオアシスを見つけたんだ。

そこは1度ぴろ助と一緒に入って、泡まみれにされたうえにお湯をジャージャーかけられて以来近づかなかった部屋、そう、ばするーむなのだ。ここは一面タイル貼りのためかひんやりして心地いい。バスタブの陰でかくれんぼもできるし、ブラシやスポンジなんかがあって、おもちゃにも事欠かない。たま〜にバスタブのフタの上に登れば外の景色も眺めることができる。なんてすばらしいところなんだ。飲み水もたっぷりあるし、オイラのシモベのぴろ助が洗面器になみなみと用意してくれた。夏の間オイラはず〜っとここにいることに決めた。でも、決めたこともすぐに忘れちゃう、猫だから・・・。そして次の日もオアシス探しに時間を費やすのさ。

 

2000年6月17日 はじめて行った海で変な動物に会ったよ

昨夜からクマ&ぴろの2人は今日の予定を話してて、「早く起きて海に行く!」って言ってたけど、どーせ起きれないことはオイラにゃちゃんとわかってたよ。常に予定は未定だもんね。それに2人共けっこー飲んでたし・・・家を出たのはもうお昼ちかくで、空模様もなんかどんよりして雨でも降りそうな感じがするなぁ。ここだけの話、ウチで出かける時はいい天気になることってないんだよね。雨男か雨女がいるんだなぁ。

そんなこんなで目的地に着いたら、けっこう駐車場にたくさんの車があって、変な板持ったにーちゃん達サーフィンとかゆー遊びをしに来てるらしいが、クマゴローもぴろ助も興味ないんだって。できねーからだろ。が集まってたんだ。人間も猫みたいに集会するのかなぁ?松林の中を抜けて行くと広〜い砂浜に出ました。これは誰かのトイレだろうか?こんなデカイのにするのはいったい・・・な〜んてことを考えるわきゃないよね。ここで地面に降ろしてもらって、いろんなところを探索しようとしたんだけど、”早くこっちへ来い”ってな感じでまた抱き上げられちゃった。なんだか工事中ってことで、砂の山ができてたんだけど、そこを通り過ぎると目の前にで〜っかい水たまりが現れたんだ。

ぴろ助によると、これが海ってやつなんだって。それにしてもデカイなぁ。この水が全部ビールだったらクマゴロー大歓びだろうなぁ。水の方に近づいて行ったら、水がオイラに向かって飛びかかってきて、ちょっとビビったよ。ここでクマゴローとぴろ助は羽根みたいなやつを打ち合う遊びをはじめたんだ。オイラもそのポンポン飛ぶ羽根を追いかけて一緒に遊んだのさ。でも2人共へたっぴだから、すぐ羽根が地面に落ちちゃうんだ。砂の上で遊ぶと、けっこう体力を使うんだよねぇ。ふだんから運動不足の2人はすぐにバテちゃって、オイラはまだ遊びたいのに「休憩、休憩」とか言いながら砂浜に座り込んじゃった。

誰か一緒に遊んでくれる人いないかなぁ?と思って後ろを見たら、サーファーのにーちゃんとねーちゃんが座ってた。するとにーちゃんは板を持って海の中へ入って行っちゃったんだ。ここはチャンスと思ってねーちゃんに近づいて行った。おねえちゃん今ヒマ?オイラと猫じゃらししない?ねーちゃんはオイラを撫でてくれたけど、ぴろ助にすぐ連れ戻されてしまったんだ。せっかくいい雰囲気だったのに、よけいなことするなよ。

しばらく休んでたおかげで体力が回復した2人は、今度は砂浜を走りはじめた。どーやらオイラと競争するつもりらしい。だけど相手は交互に走るけどオイラはず〜っと走りっぱなし、これじゃハンディがキツすぎるよねぇ。それなのに2人共今にもぶったおれそうな顔してハァハァいってやんの。たまにゃー運動しないとダメだよ。ハラひっこめろよ、ハラ!さすがのオイラもけっこうバテたね。だってこんなに走り廻ったことってなかったもんね。おなかもすいたし、早いとこ家帰ってのんびりするべよ。

オイラが言い出さないといつまでも海にいそうだったから、”早く帰ろ”って催促して重い腰体重も重いを上げさせたんだ。浜辺から駐車場へむかう途中でヒモにつながれた変な動物に遭遇した。それにしても、で、でぶだ!今まで会った動物の中でも1番のでぶだ!なんだこいつは?「たぬきだ!」「いや、ふとったアライグマぢゃねーかぁ?」「え〜?たぬきだろう」クマゴローとぴろ助も悩んでるようだ。まぁしかし、”たぬき”か”ふとったアライグマ”のどちらかであることは間違いなさそうだ。いやぁ今日は貴重な経験をさせてもらったよ。

 

2000年6月某日 おでかけバッグ完成

オイラがはじめて仙台に来るために電車に乗る時に入って以来、どこかへ出かける際にはちっちゃ〜いバッグに押し込められてきたんだけど、これからはそんな窮屈な思いをすることもなくなるよ。オイラも生後3ケ月になって、来た時500gだった体重も今では1.2kgに増えたんで、ぴろ助が新しいおでかけバッグを作ってくれることになったんだ。世の中には猫のお出かけ専用にキャリーバッグってゆーものがあるんだけど、そいつを使うとオイラがここに住んでることがご近所さんにバレちゃうからダメなんだって。おばちゃんネットワークに引っかかったらえらいこっちゃ。オイラのことは近所のみんなには秘密なのさ。

基になる黄色いバッグ(1,000円のバーゲン品)Dr.コパとかゆーおっさんの風水ってインチキ占いによると、黄色はお金が貯まるんだって。を買ってきたぴろ助は、サイドの生地を切り取って、そこに黒い網を縫い付けて通風用の窓を作ってくれたんだ。外からバッグの中は見えないけど、中から外の様子は見えるってーなかなかのすぐれものだよ。以外に器用なとこもあるんだねぇ。ちょこっとだけ見直したよ。

それからは、でかける時には必ずこのバッグにオイラを入れて行くんだけど、ご近所のみなさんに”変わったバッグ持ってるよねぇ、いつも何入れて持ち歩いてるんだろう?”って不思議がられるんじゃないかな〜って、ちょっと心配な今日この頃・・・

 

2000年6月12日 変な首輪でエキサイト!

悪夢のような注射から一夜明けた朝、なんか首筋のところに違和感感じるなぁ。宮城県の方言で”いづい”ってゆーんだよ。そーいえば昨日病院で注射の後に首に何か変なものつけられたっけ。なんでもノミを退治する薬だとか言ってたなぁ。う〜ん、それにしても”いづい”っちゃなや。

そんな不快な思いに追い討ちをかけるように、ぴろ助がピンク色した何やら怪しい首輪を持ち出してきた。嫌がるオイラの首に無理矢理取り付けられたその首輪は、オイラの首には長すぎたようで、かな〜り先っぽが余ってしまい、ぴろ助ははさみで余った部分を切っちゃった。オイラは成長期なんだから、すぐ小さくなっちゃうよ。まったく先のこと考えないんだから・・・

ノミ取り首輪ってものらしいけど、この首輪もな〜んか異様な匂いがするし落ち着かないなぁ。いつもなら寝る時間なんだけど、目が冴えちゃって寝られないよ。ユンケルでも飲んだみたい。おやおや?妙に興奮してきたぞ。おっ、ぴろ助がねずみのおもちゃを出してきたぞ。野生の本能がうずくねぇ。咥えたらもう絶対離さないよ。離さないって言ってるのにぴろ助がちょっかい出してきやがったんで、”フーッ”って威嚇してやったら驚いてたよ。ビックリしたなー、もー!ってのがぴろ助の口癖。歳がバレるね。それからとゆーもの、ぴろ助は怖がって近寄らなくなってしまったんだ。

クマゴローが帰って来ると、ぴろ助はさっそくオイラの異変を報告してた。そーゆーのを告げ口ってゆーんだよ。クマゴローは「きっと薬と首輪を併用したのが原因だ」って根拠のない持論を持ち出して首輪を外してくれたんだ。首輪がとれたおかげで、首のところの不快感が消えてだいぶ落ち着いてきたら、「ほ〜ら、やっぱり言ったとおりだべ」自慢気に胸張るハラも張るクマゴロー。だけどね、オイラはただ首輪を取ってほしかっただけなのさ。どーも首に何か巻きつけるのは苦手なんだよねぇ。こりゃあネクタイもできないね、サラリーマンにはなれないなぁ。

 

2000年6月11日 病院なんて大嫌い

注射が嫌いだってのは猫も人間も同じだよね。先月生まれてはじめて注射ってのをされた時、もう二度とこんな痛い思いをするのは嫌だと心に誓ったんだけど、なんたらワクチンとゆーのは2回しなきゃ意味ないんだって。医学も進歩してんだから、1回で効くの開発しろよな。そんな難しいこと言われてもよくわからないけど、とにかく病院に行きたくないことだけは確かだったんだ。ところが、今日はクマゴローも休みで、どっかへ出かけるってことになって車に乗ったら、結局またオイラの大嫌いな病院に連れて来られちゃったんだ。ころっとだまされちゃったよ。オイラを病院に連れて来るクマゴローとぴろ助だけど、実はこの2人も病院が好きではないみたいで、自分が具合悪い時や体のどっかが痛い時なんか、「病院行けよ!」「大丈夫だ!」ってお互いに言い合ってんだよ。ったくオイラばっかり病院来させて、おめーらも行けっちゅうの!デカイ図体して注射が恐いってんぢゃねーだろーな。

中に入ると、いたいた、いましたよオイラの一番嫌いな”先生”って名前の人間が。そして、出た!恐怖の注射器だ!そいつを持ってオイラの体をおさえつけてきた。必死で抵抗したんだけど、人間の力には勝てず、とうとう注射されてしまったよ。くうぅ、やっぱ痛てぇ〜!

注射された後は、体もだるいし頭もぼ〜っとしてくるし、ごはんもちょっとしか食べられないんだ。こんな目にあうのも病院のせいだ。オイラは誓った、次に病院に来る時までに体力をつけ、得意技噛みつき&ひっかき&猫キックに磨きをかけて、絶対”先生”に一矢報いてやろうと。猫キック養成ギブスでも付けたろか。

 

2000年6月某日 日本の朝は鮭定食

クマゴローは熊だけに鮭が大好きだ。”さけ”と発音するものは全て好きみたいだ。朝食には必ずと言っていいほど鮭を食べる。オイラはといえば、もう3ケ月を過ぎたんでカリカリくんドライフードってやつと缶詰が食事のメニューだ。たまにミルクも飲むけどね。オイラのお気に入りのカルカンの缶詰(魚のやつね。肉系はキライ)はおいしいけど、焼いた鮭の匂いがオイラの鼻をくすぐるんだよねぇ。たまには本物の魚も食べてみたいよね、やっぱり。

ある朝、おもいきってテーブルの上に登ってクマゴローの鮭を食べようとしたんだ。オイラはてっきり怒られるものと思ってたんだけど、以外にもその鮭をオイラに取り分けてくれたんだよ。何かそーとーイイ事があったんだろーなぁ。なんでも、いつもは塩に漬けた鮭を食べてて、こいつは塩分が多いからオイラは食べられないんだって。でもこの日は誰かにもらった生のキングサーモンってやつだから、オイラも食べられるらしいんだ。でも高いから自腹では買えないらしい。はじめて食べたけど、鮭ってやつはホントに美味い!こりゃあ毎朝食べる気持ちがわかるよ。

それからは、毎朝鮭をねだることにしたんだ。”カリカリと缶詰だけだったら食べないよ”ってね。だからオイラの朝食もクマゴローと同じで毎日鮭定食なのさ。生の鮭は高いから家計を圧迫するって、ぴろ助は泣いてるけどね。

 

2000年6月6日 角田のばあちゃんは手強いぞ!

オイラがぴろ助にはじめて会ったのは、ぴろ助のかあちゃん以後”角田のばあちゃん”って呼ぶよが住んでる角田ってところで、最初に連れてってもらったのが角田のばあちゃんの家。今日はその角田のばあちゃんがオイラの家にやって来た。ぴろ助が出かける用事があるからって呼び出したんだって。ったく親を何だと思ってんのかねぇ。ばあちゃんの家には、”ゆき”っていう白い雄猫がいるんだ。3年前にオイラと同じようにぴろ助が保護して連れてったんだって。オイラも最初はばあちゃんとこに住む予定だったんだけど、喧嘩するといけないってんで仙台に連れて来られたってわけさ。でもオイラはジェントルマンだから喧嘩はしないよ。まぁそーゆーわけで、ばあちゃんは猫の扱いには慣れてるはずだから、オイラも気楽に遊べると思うよ。

ぴろ助が出かけた後、ばあちゃんがおもむろにねこじゃらしを取り出したんだ。”おっ、さっそく遊ぼーってのかい。よっしゃ、ちらっと相手してやるか”お年寄りだから気を配らないとね。そんな感じで身構えたんだけど、このばあちゃんはタダ者ではなかった。

ばあちゃんの黄金の右手に操られるねこじゃらしのスピードはハンパじゃなく、オイラは右へ左へとおもしろいように振り回されてしまったのさ。そう、その姿はお蝶婦人にもてあそばれる、入部したての岡ひろみのように・・・(こりゃまた古っる〜)完全に息が上がってしまい、舌が出たまんまになってしまったんだけど、それでも飛びかからずにはいられない、まるで魔法使いか催眠術師みたいだ。年寄りだからってなめてかかれないね。さすがぴろ助のかあちゃんだ。

オイラの体力も限界に達した頃ぴろ助が帰ってきた。ぐったりしてるオイラを見てビックリしたぴろ助は、ばあちゃんに何があったのかを聞いて、とんでもないことをぬかしやがった。「どんな風にしたの?ちょっとやってみて」・・・こ、殺す気かあぁぁ!
その後のことはよく覚えてないんだ。気がついたらもうばあちゃんはいなかった。夜、帰ってきたクマゴローにぴろ助が
ばあちゃんスペシャルのことを説明して、真似してやったんだけど、ぜ〜んぜん違うんだなぁ。あの技を会得するにはそうとうの修業を積んだに違いない。
山に3年は篭ったね。ばあちゃんが今度来る時まで攻略法を考えとかねば・・・

 

2000年6月某日 爪とぎ

オイラの家にはいろんなところに爪とぎ場所がある。最初にオイラが自分で指定したのが、ぴろ助の座ってるリクライニングシートの背もたれ。こいつがけっこうイケてて、爪をガリガリやると中から糸屑がたくさん出てきて、なかなかおもしろいんだ。今じゃプレスリーの服みたいに糸がびろびろしちゃってる。今でも1番のお気に入りの爪とぎ場所はここだね。電話線も捨て難いんだけど、ここでやるとめっちゃ怒られる。まぁ仕事がらしょーがないか・・・

クマ&ぴろとしては家具を傷つけられるのはイヤみたいで、爪みがきなるものを買ってきたのはオイラが来て3日目くらいだったんじゃないかな?こいつはオイラの好きなダンボール地でできてて、爪のひっかかり具合も悪くないんだけど、な〜んかお立ち台みたいだし、スペースが狭いからあまり使わなかったんだ。そしたらクマゴローがお気に入りの背もたれのところに爪みがきを立てかけた。そーされるとそこでとぐしかなくなる。相手もちょっとは頭を使っているよーだ。だけど、邪魔だってことでぴろ助が背もたれから爪みがきを外しちゃった。で、結局元に戻ったってわけさ。たまにゃあ爪みがきも使ってやってるけどね。

そして今月、クマゴローが新たな爪みがきを買ってきた。こいつのことを”爪とぎ2号”前に買ったのを”爪とぎ1号”と命名。今度のはカーペット地で、2つをガムテープでくっつけて加工し、スペースを広くしてある。さらにそいつを”じゃんぐるじむ”と命名されたクマゴロー作のダンボールやボックス類がごちゃごちゃあるオイラの遊び場・・・のつもりらしいの一部に貼りつけた。しかも、何やら怪しげな粉末が上からかけてある。試しにそいつに上がってみると、けっこうイイ感じがした。爪をとぐと中から香りが立ち上ってきて、気分がハイになるんだ。まさか!あの粉末は、ま、麻薬だ!オイラとうとう薬ちゅうにされちゃったんだ。実はマタタビの粉なんだって、麻薬なわけねーべ。こいつにはけっこうハマって、しばらくはプレスリー・チェアを見向きもせずに、爪とぎ2号に夢中だったけど、やっぱりいつのまにか元に戻っちゃうんだよね。やっぱ初心忘れるべからずってやつかな。ってゆーか飽きっぽいんだよね、猫だから・・・

 

2000年6月3日 よっぱらいおそるべしPart2。

「あ゛〜具合わりぃ〜」これがいつものクマゴローの寝起き第一声だ。お酒を飲んだ次の日は、二日酔いってゆー病気になっちゃうみたい。二日酔いの日はいつもなら1日中家でごろごろしてるのに、お昼はビール&餃子が定番さ、この日はどこかへ出かけるらしい。いったいどこへ行くのかなぁ?あれ?なんだぁ、ひとりで野球を見に行くんだってさ。またしてもオイラとぴろ助はお留守番だよ。クマゴローはずいぶん楽しそうに何やら箱の中に氷とビールを詰めてるぞ。具合悪いって言いながら、また飲む気だよ。ぴろ助が諦めた顔してつぶやいた「あれは病気なんだからしかたないんだよ。」

夕方クマゴローはご機嫌な顔で帰ってきた。どーやらご贔屓のチームが勝ったらしく、「祝杯、祝杯」とか言ってまたしても飲みはじめた。すこしはダイエットってことを考えないのかね?この人ぁ。ビールってそんなに美味しいのかなぁ?今度こっそり飲んでやろう。

 

2000年6月2日 よっぱらいおそるべし。

「ドタン!バタン!」平和な1日を脅かす大きな音で目を覚ますと、もう真夜中、どうやらクマゴローが帰ってきたらしい。「○※★◇×△・・・」意味不明な言葉を発しながら近づいてきた。くっ、臭っせー!ものすごく酒臭いよぉ。や、やめろよぉ!酒飲んでオイラにからむなっちゅうの!なんとかぴろ助に助けを求めたんだけど、いつものことだと思ってシカトを決め込んでる。半目開けてこっち見て呆れかえってるよーだ。こーなったら攻撃するしかない。そう決心して、ななめに構える威嚇の体制我が家では、これを”ちゅうダンス”と呼んでいるから、クマゴローの腕をおもいっきり噛んでやったのさ。どーだい、これで少しは懲りただろうって思ったら、何とクマゴローはいびきをかいて寝ちゃったよ。よっぱらいに変身すると痛みも感じなくなるのかなぁ?まったくもってよっぱらいはおそるべしだ。


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