2000年11月のにっきだよ

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2000年11月30日 朝まで生ちゅう太激論!どーするどーなる明日の仕事

最近は昼間も寒くて動きたくないから、ず〜〜〜っと寝てばかり。もちろんぴろ助も寝てばかり。夜もクマゴローが遊んでくれなくて暇だから、ず〜っと寝てばかり。こんなことじゃストレスたまるし、体にもよくないよね。

オイラもともと夜行性だから、夜中になると不思議と元気になるんだ。迷惑だって言われても、本能だからしかたないよねぇ。オイラの気をまぎらそうと”きゃっときゃっする”を窓辺に置いてくれたんで、しばらくは外を見てるんだけど、やっぱ同じ景色ばかり見てたら飽きるっしょ。そこからオイラの家はカラオケルームに変貌するんだ。

オイラの華麗な歌声でさえ近所迷惑になるってんで、ぴろ助がず〜っと監視してる。歌いはじめた途端に止められるんだ。だからぴろ助は夜中から朝までろくに寝れないみたいだ。まぁその分昼間寝てるんらイイか。

2000年11月29日 ノミ会

このところクマゴローは連日”ノミ会”とゆー集会に出席している。先週の土曜日はついに家に帰って来なかった。”ノミ会”ってのはかなりハードな集会らしく、疲れているのか、最近家ではごろごろしてばかりで全然遊んでくれない。これじゃあオイラも運動不足になるっちゅうの。

昨夜も”ノミ会”に出てから帰ってきた。おや?何か匂うぞ。こりゃあ酒の匂いぢゃないか。

「ちゅうぅぅ!何が言いたいんだオマエはっ、言ってみろ!」

か、からみだしやがった。こーなるともう手がつけられない。こたつで寝ようとしてぴろ助に怒られてやんの。でも、なかなかベッドで寝ようとしないんだよねぇ。そんな時はぴろ助の必殺技”パンツ下ろし”が炸裂するんだ。それでやっとベッドで寝るクマゴロー。でも酔っ払って寝た時はイビキがうるさくて近付けない、オイラもベッドで寝れないよ。まったく迷惑な話だよね。

来月には”ノミ会”よりさらに強烈な、”ボーネン会”って集会があるらしい。その日のことが今から心配だ・・・

2000年11月20日 お子様ランチは卒業したよ

いやぁ早起きすると気持ちがいいねぇ。ぴろ助の座右の銘は「早起きは一文の得にもなりゃしねえ」だけど、このすがすがしさが分からないとはねぇ・・・。朝早く起きて、昼間ゆっくり寝るってのが最高だね。

ところで、最近のオイラのごはんと言えば、シーバ・デュオとねこ缶だったんだけど、今日の夕飯はシーバに他のカリカリくんが混ぜてあったんだ。前に嗅いだことある匂いだったんで、記憶をたどっていったらカルカン子猫用の匂いぢゃないか。ただでさえ他の物を混ぜられるのがキライなのに、子猫用ってどーゆーことだい。オイラはもう子供ぢゃないんだぞ!

ムカついたから用意されたごはんを食べないで、”メ〜シ〜、メ〜シ!メシ食わせろ〜!”って叫んで歩いてたら、シーバだけにしてくれた。ったく最初からそーしてりゃイイんだっつの!

グルメなオイラとしては、これからは大人のディナーを用意してもらいたいね。和食がイイな、懐石ね懐石。わたしも懐石がイイ〜!byぴろ助。金がねーよ!byクマゴロー。

2000年11月19日 練習熱心

クマゴローはミュージカルが嫌いだ。とゆーよりも、舞台でやる芝居そのものが嫌いらしい。まぁ、感受性の鈍いクマゴローにはミュージカルの良さは分かるまい。

その点オイラは気品という言葉がぴったりくるように、一流のエンターテイメントとしてミュージカルを認めている。いつブロードウェイの舞台に立ってCAT’Sを演じても大丈夫なように日頃の練習も怠らない。特に今日は熱が入ったんだ。

雰囲気が出るように、いつも照明が落ちてから練習を開始するんだけど、今日は発声練習とダンスの練習を夜中の2時頃までやったし、朝は5時半に起きてまた練習。いやぁスターへの道もなかなか険しい。

「うるせーよ、このバカちゅう!おかげで寝不足ぢゃねーか!」

やっぱり、感受性の鈍いクマゴローにはミュージカルの良さは分からないのさ。

2000年11月18日 初雪

さぶいっ!とにかくさぶいっ!こんな日はこたつの中で寝てるに限る。つーか毎日そうなんだけど・・・

せっかく、こたつの中で至福のひとときを過ごしていたのに、何を思ったのか夕方暗くなってから買い物に出かけるという。昼間は2人共ず〜っと寝てたくせに、暗くなると活動したがるんだから困ったもんだよ。まったく、つきあわされるこっちの身にもなってほしいよ。

家の外に出たら、もんの凄くさぶいっ!何もこんな日にわざわざ外に出なくてもイイぢゃないかっ!

車に乗っても、しばらくは寒くて凍えてた。でも、そのうち暖かくなってきたんで、オイラはいつもの席でウトウトしはじめた。そしたら窓の外を何か白い物が飛びはじめたんだ。いったいあれは何だろう?

「寒いと思ったら”ゆき”降ってきたぞ!」

ゆきぃ?”ゆき”って角田のばあちゃんとこにいる、あの”ゆき”?なんでやねん!そんなしょーもないこと考えてたら、ぴろ助に抱きかかえられて車の外に連れ出された。

”うわっ!何だこりゃあ!冷た〜いっ!ヤ、ヤメロォ!オイラの体にひっついてくんぢゃねー!”

頭の上からどんどんどんどん降りてくる、この”ゆき”ってヤツは、何度振り払ってもオイラの体にまとわりついてくる。そのうえ、めちゃくちゃ冷たいんだ。どうやらオイラは恐ろしい敵に出会ってしまったようだ。

ただでさえ寒いの苦手だってのに、こんな宿敵まで現れるとは、東北の冬おそるべし。ちなみにクマゴローはこの恐ろしいヤツを見て、「♪ゆっきみっざけ〜、ゆっきみざけ〜」とはしゃいでいる。まったく理解に苦しむ男だ。

2000年11月14日 展望台

東北の秋は短い。すっかり朝晩の冷え込みが厳しくなり、冬の足音がすぐそこまで聞こえている。いやぁ詩人だねぇ。

それなのに、あーそれなのに、ウチではついこの前まで扇風機が夏と同じように部屋ん中にど〜んと居座っていた。ようやく箱の中に入れたかと思ったら、外の物置に持っていかずにそのままべっどるーむの片隅に置いてあったんだ。それが、”きゃっときゃっする”を買ったおかげで、置き場所がなくなったらしく、べっどるーむからは撤去されたけど、今度はげすとるーむに放置された。まぁあそこは物置状態になってるから、それでもイイんだけどね。

げすとるーむの窓辺に置かれた季節はずれの扇風機入りの箱は、どこか寂しげに見えた。やっぱ詩人だなぁオイラって。しばらくして、オイラはあることに気付いた。

”そうだ!あの上に登れば窓の外の景色が良く見えるんでないかい?”

さっそく登ってみると、思ったとおり窓の外が良く見えた。道を歩く人の顔まで見えるようになったんだ。ってことは、外からもオイラのことが見えるってことだよね。そりゃあ、ちとヤバイかな?日の光も全身に浴びることができるから、絶好のハンモックにもなるしね。すぐにクッションを敷いてもらったよ。

それからは、暇な時はこの展望台の上に登って、窓の外を眺めながら哀愁のポエムをしたためてるってわけさ。なんでやねん!

2000年11月11日 「たま」ぢゃないってば!

どうやら猫好きのおばちゃんってのは、思わぬ場所で猫を見かけると同じような行動をするらしい。

1.「あっ、猫ちゃんだ!」と必ず声に出して近づいてくる。

2.「男の子?女の子?」「いくつ?」「お名前は?」などと、初めて会ったにもかかわらず怒涛の質問攻めをしてくる。

3.聞いた年齢によって、「あら、大きいわねぇ〜」「ちっちゃいのねぇ〜」と標準と比較する。

4.自分も猫を飼ってる場合は、聞いてもいないのに自分の家の猫の話をしはじめる。

5.帰る時「じゃあねバイバイ」と必ず挨拶する。

とまぁこんなところだ。身に覚えのある人けっこういるんじゃないかな?今日もそんな猫好きおばちゃんに出会った。

デパートで北海道なんたら展ってのをやってるんで、せっかくだからカニでも買いに行こうってんで、夕方街中へ出かけたんだ。最初は車の中で留守番してる予定だったけど、立体駐車場しか空いてなかったために外へ出なきゃいけなくなった。オイラはデパートの中に入れないんで、ぴろ助と入り口のロビーでクマゴローが買い物してくるのを待ってたんだ。けっこう人通りが多く、見も知らない人ばかりなんで、けっこう緊張してたんだ。すると間もなく、ひとりのおばちゃんが通り過ぎたと思ったら振り返って近づいてきた。

「あっ、やっぱり黒猫ちゃんだ!」「オス?メス?」「あっそ〜なの、ウチもオスなのよぉ〜。ウチのはねー、あまり食べないから大きくならなくてねぇ、7歳なのに3.5キロしかないのよ。この子は大きいわねー。」でぶだってことかい!悪かったな、飼い主に似たんだよ!

「臆病なんで触わったら噛んじゃうかもしれないんで・・・」ぴろ助がそう言ってるにもかかわらず、おばちゃんはオイラにさわろうとするんだ。

「ニャニャニャニャニャニャ〜!!」

極度に緊張してたオイラは思わず叫んだ。それでも何度かトライしたおばちゃんだったが、やがて「バイバイ黒猫ちゃん」と別れの挨拶をして去って行った。なでてくれようとする気持ちはありがたいんだけど、オイラのハートはデリケートなんだからさぁ、そこんとこわかってほしいなぁ。な〜んて思ってると、またまた別のおばちゃんが現れた。

「あら、黒猫ちゃ〜ん!」「名前は”たま”でしょ?”たま”

なぜ”たま”なのか?サザエさんの見過ぎか?でもあの猫は白猫だしなぁ。まぁとにかくオイラの名前は”たま”ではないので、「いいえ違いますけど」とぴろ助が否定したが・・・

「たまちゃ〜ん!」だから違うって言ってんだろ!「ウチの黒猫もねぇ”たま”ってゆーのよ」どうやら、このおばちゃん2号にとっては黒猫はみんな”たま”って名前らしい。

「じゃあね、たまちゃんバイバイそう言っておばちゃん2号はオイラに向かって手を振ったが、オイラはシカトしてやった。「あら、やっぱり返事しないわねぇ」そう言い残しておばちゃん2号は去って行った。

猫好きのおばちゃんってのは、猫を見かけるとホントに同じような行動をする生物だ。

2000年11月9日 食事マナー

文明社会では、ただゴハンを食べるだけでも、それなりのマナーってもんがある。特に、ブルジョア気取りのおばちゃん達は、それが間違った知識であるのを知らずに、いかにも気取ってナイフやフォークを使っている。まぁそこまではいかなくても、やっぱり最低限のマナーは守るべきだとオイラは思うわけよ。

そんなことを考えていたら、オイラは今まで皿に口を付けてガツガツ食べていたことに気付いた。じぇんとるまんのオイラとしては、こんな食事の仕方はいかがなものか・・・

クマゴローやぴろ助のように、”はし”とかゆー棒を使って食べれればいいんだけど、オイラの前足で使いこなすためには、10年位修業を積まなくちゃ無理だろうし、その頃はオイラおじいちゃんだしねぇ。オイラの優秀な頭脳をフル回転させて考えた末、しかたないから、とりあえずクマゴローとぴろ助の前足を利用することにした。

それ以来、お腹がすいた時は皿のゴハンをそのまま食べずに、ふたりの顔をじ〜っと見つめるか、体をちょっと噛んでみたりしてねだる素振りを見せるようにした。そうすると、ふたりは自分の前足を使ってゴハンを食べさせてくれるんだ。まぁ衛生上の問題もあるけど、大目に見ておこう。たまに無視された時や夜中にハラへった時はしかたなく皿から直接食べるけど、それ以外はちゃんとオイラ流の食事マナーを守るようにしてるんだ。

インドでは、右の前足を使って食事するってのが正式なマナーらしいから、これでオイラの食事マナーも世界に通用するって感じだよね。

2000年11月7日 くっしょんふろあ

最近ウチの床がおかしい。”きんちん”も”べっどるーむ”も前は走るとドタバタ音がしたのに今はしない。そればかりか、うにボールの転がり方まで変わってしまった。やはりボロいからガタがきてしまったんだろうか?

不思議に思っていたくっしょんふろあの謎がやっとわかった。オイラが走りまわる音が下の階に響かないようにと、ぴろ助がお風呂用のスポンジ製すのこをたくさん買ってきて床に敷き詰めたらしい。こーゆーことには頭が働くようだ。ただ寝てるだけじゃなかったのね。その効果はテキメンで、ぴろ助は自慢顔だ。

でもねぇ、住んでるやつらの体重を考えると弾力が無くなって、効果が薄れるのも時間の問題だと思うんだけど・・・

2000年11月4日 ほめごろし

今日はまるで春のような暖かい日差しが差し込んで、キモチイイ目覚めをむかえた。これが小春日和ってやつなんだね。こんな日に寝てるのはもったいないから、クマ&ぴろも朝早く無理矢理起こしてやったのさ。あまりにイイ天気なんで、またしても枯れた葉っぱを見るために山へと出かけた。他に行くとこないのかねぇ、この人達ぁ。

山奥の河原にある公園に着くと、たくさんの人が集まって鍋で何かを煮ていた。”イモニ会”って言って仙台じゃ有名な集会なんだって。オイラが食べれるわけじゃないんでイモニ会には興味がないから原っぱを散歩してたんだ。そしたらどっかのばあちゃんが声をかけてきた。どうせなら若いねーちゃんから声かけてもらいたいなぁ。

「ずいぶんリッパな猫だねー、やっぱり血統書付きなんでしょ。」オイラは由緒正しい雑種だよ。

「すごく手入れされてるよね。」そりゃあオイラはルックスには気をつけてるけど、手入れしてもらったことはねーよ。

謎のばあちゃんはそんなことを言いながらオイラに近づくと、体にさわりはじめた。”ヤメロォ!むやみやたらにさわるんぢゃねぇ!”オイラは威嚇しながら必殺の右フックをおみまいしてやった。ところが、「大丈夫よぉ私動物好きだから。」そう言ってまったく動じない。

けっきょく、ぴろ助がばあちゃんに謝ってオイラをばあちゃんから引き離した。もちろん怒られたのはオイラさ。まったく、謎のほめごろしばあちゃんのおかげで、いらない体力を使って疲れちゃったよ。

2000年11月3日 王子さま

我が家にあるクマゴロー特製じゃんぐるじむは、ダンボール箱なんかを利用したリサイクル品だったんだけど、さすがにそれじゃ見栄えが悪いってんで、今日市販のやつを買ってきた。金も無いのに見栄っぱりなんだから。箱から出して組み立ててるのを見てるうちに急に興味がわいてきて、組み立て途中でその中に入って遊んでたんだ。クマゴローは迷惑そうにしながらもなんとか完成させた。

”なんだよ!結局ダンボールぢゃないか!”

出来上がったのは、ダンボールが3つ積まれただけのように見える箱。今までと違うのは壁が白いってことと、出入り口がついてることくらいだ。まったく期待ハズレだよ。

まぁせっかくだから中に入ってやろうと思い入り口をくぐってみると、せ、狭い!通り抜けるのがやっとの広さしかない。間違って子猫用買ってきたんぢゃねーのぉ?けっしてオイラが太ってるわけぢゃないよ。中に入ってみると、天井にも穴が空いていて上の階に上れるようになっている。よく見ると、この箱は屋上付きの3階建てなんだね。

しばらく遊んでいるうちに、オイラもこいつが気に入ったよ。こいつの名前は”キャット・キャッスル”ってゆーらしい、まさにオイラは猫のお城の王子さまってわけさ。だれがやねん!byクマ&ぴろ

2000年11月1日 ふりーくらいみんぐ

今日は1日中雨。雨の日はどーも体がだるくて、な〜んもする気にならないんだよねぇ。だから1日中寝てるしかないのさ。いつもぢゃねーかよ!byぴろ助。オメーもだろ!byクマゴロー。日中ず〜っと寝てたんで、体の調子がどうもおかしい。このままじゃ運動不足になってしまうから、今日は得意のスポーツでもするか。

オイラの得意なスポーツは”ふりーくらいみんぐ”。そう、壁を登っていくやつさ。猫にとっては上下運動が大切なんだから、運動不足解消にはもってこいなんだなぁ。でも家にはふりーくらいみんぐができるような壁はないから、クマゴローの体で代用するんだ。たまにぴろ助の体も使うけど、やっぱせっかくやるんだったら高い壁の方がいいもんね。

クマゴローが”ぼ〜っ”と立ってる時に前に回り込んで、すかさずジャンプ!服に爪を引っかけて一気に肩口まで登りきるんだ。しばらくしたら、また下に降りて同じ事を繰り返す。けっこうイイ運動になるんだよ。

「いやぁ、ちゅう太が”だっこしてくれよぉ”ってうるさいんだよなぁ。」

嬉しそうにぴろ助に自慢してるけど、大きな勘違いをしてるよクマゴローくん。そーゆーのをひとりよがりってゆーんだよ、よ〜く覚えときたまえ。


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