SEIKO   ALPINIST

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セイコーの機械式モデルというと、現在ではグランド・セイコーやクレドール等の高級機や、かつてのモデルの限定復刻版であるヒストリカル・コレクション、そしてセイコー5の逆輸入品くらいですが、90年代にはかつてのペットネームを使用した復刻版が発表されたことがありました。
アルピニストというのは60年代にローレルやチャンピオンに使われたペットネームで、若年層をターゲツトにしたアウトドア向けの手巻きモデルでした。それが20気圧防水の自動巻きとして90年代に復刻したのです。

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60年代のアルピニストは、スクリューバックの防水ケースを装備している等のハード面でのタフさをアピールするためのネーミングだったと思いますが、復刻モデルはまさにハイカー用の時計がコンセプトになっています。
このモデルの特徴的な機能である簡易方位計は、4時位置のリューズで方位リングを回転させ、東西南北を測るというもので、私が実際に使うことはまずないだろうなぁと思います。拉致・監禁でもされれば役に立ちそうですが。。。

搭載されるムーブメントは8振動の4S15A。セイコーが誇る機械式復刻第1号のハイビートで、精度も申し分ありません。
モスグリーンのダイヤルは、光の加減によって微妙にグラデーションがかかり、ゴールドのアプライトインデックスとのコントラストが綺麗です。
20気圧防水を実現するためだと思いますが、リューズはねじ込み式になっています。
ケースの質感をはじめ、インデックスや針についてもアジアン5とは全く異なり、なんとなくズッシリ感があります。

 


実は、この時計の存在を知ったのは、ある時計好きの方のHPなんですが、完全に一目惚れしてしまいました。
ところが、どんなに探しまわっても全然見つからない。やっと見つけたと思っても、すでに予約済だつたりと、いやぁ1年以上探しましたよ。。。
このモデルが入荷してすぐ売れてしまうほど人気があるってことは、セイコーのこの価格帯での機械式をみんな欲しがってるってことですよね。

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裏蓋にはハイカー用時計を象徴する、山のマークが刻印されています。

2002年に新型のアルピニストが発売されましたが、残念ながらクォーツでした。セイコーには10万以下の機械式を、これからたくさん作ってもらいたいなぁ。。。

【セイコー アルピニスト】

●自動巻き ●4S15A(25石)搭載 ●夜光付 ●簡易方位計回転リング ●SSケース ●カーフ型押しストラップ ●20気圧防水

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