CITIZEN   CENTER  SECOND

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これは岩手県にある時計屋さんの倉庫から出てきたシチズン・センターセコンド、デッドストックです。

是非欲しいと言ったら、分解掃除までしてくれて、その上驚くほどの破格で譲っていただきました。あの時計屋さんには本当に感謝しています。


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文字盤には何の表記もないので、このモデルにペットネームがついてるのかどうか聞いたんですが、分からないとのことでした。
購入した時計店の社長さんによると、昭和35年頃に製造されたものとのことですが、それにしては’56年に開発された耐震装置のパラショックや、ゼンマイ切れ防止機能のフィノックスも採用されていないのは不思議です。
当時の国産時計は水や衝撃に弱く、シチズンではいち早くそれを緩和させるために、独自の耐震装置であるパラショックを開発し、地上30メートルからの落下実験で大々的に新機構をアピールしました。
そんな”ウリ”が搭載されていないということは、低価格の普及版として販売されたものなのでしょうか?
いずれにしても、昭和30年代のシチズンの時計で、前記した2つの機能が搭載されていないものは数が少ないと思います。

搭載されるムーブメントは手巻きの11石でチラネジ付きテンプ、振動数は5振動です。

ケースは14YG金張りで、インデックスやロゴのCマークはアプライト仕上げ、ラグの形状もなかなかイイ雰囲気です。

ベルトはシチズンの純正品ではないのですが、社長さんによると昔は時計本体とベルトを別々に仕入れていたそうで、それが原因かもしれないとのことでした。

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citizen5.jpg (8397 バイト) この時計用ではないそうですが、昭和30年代のシチズンの箱もおまけにつけてもらいました。
どこか懐かしい雰囲気のする箱ですね。

 

【シチズン センターセコンド】

●手巻き(11石) ●5振動 ●1960年頃製造デッドストック ●14金GFケース ●カーフストラップ

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