OMEGA CONSTELLATION |
バイパンダイヤルや蜘蛛の巣文字盤などと呼ばれ人気の高い、12角ダイヤルのオメガ・コンステレーションです。 12角ダイヤルのコンステレーションは私が長い間憧れていたモデルで、ようやく手に入れることができたときは本当に嬉しくて、しばらくは身につけないで、ただボ〜ッと眺めているだけでした。 数多いオメガのモデルの中でも、このダイヤルデザインは秀逸だと思います。 最近、デビル・コーアクシャルの日本限定モデルで12角ダイヤルが採用されたということも、人気の高さを証明しているのではないでしょうか。 |
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星座を意味するコンステレーションは、オメガのフラッグシップモデルであり、1952年の誕生以来、天文台で行われた数々の精度コンクールで記録を塗り替えました。 天文台コンクールの御三家と言えば、オメガ、ロンジン、ゼニスで、当時はこの3大メーカーが高成績を独占していました。 中でもコンステレーションは、ジュネーブ・ニューシャテルのスイス天文台コンクール、イギリスのキュー天文台コンクールにおいては常に上位の成績にランクする結果を残してきました。 1958年には現在のスイス公式クロノメーター検定協会[C.O.S.C]の前身であるスイス・クロノメーター歩度公認検定局が発行する検定証明書の48.5%をコンステレーションが占めました。 そして1965年にはスイス・クロノメーター歩度公認検定局の精度検定で、通し番号で連続10万個の合格を達成、いかに高精度の時計であるかを証明しました。 コンステレーションの歴史は、30mmキャリバーから続くオメガの精度への挑戦の歴史であり、現在もその流れを汲んでクォーツ以外のメンズモデルは自動巻きクロノメーターが搭載されています。
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コンステレーションのファーストモデルには半回転式自動巻きのCal.352が搭載されました。その後スワンネック緩急針のCal.354となり、1957年に初のコンステレーション専用機である全回転式のCal.505が搭載されました。そして、1958年に開発されたのが、この時計に搭載されているCal.551です。 カレンダー無しの24石自動巻きで、スワンネック型緩急針微調整機能付き。Cal.505との大きな違いはテンプがスムーステンプになり大型化している点です。 このCal.551とカレンダー機能を付加したCal.561はオメガ最盛期の名機と言われています。 2段に面取りされたローターと美しく磨き上げられたプレート、そして得意のコパーメッキを施したムーブメントに当時のオメガの意気込みが伝わってきますね。 スクリューバックの裏蓋にはコンステレーションの象徴でもある天文台のレリーフが刻印されています。 |
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尾錠はおそらく当時のものではないと思います。 オメガの尾錠の中では’50〜’60年代の、”ナメクジ型”と言われているタイプが一番かっこいいと思います。 いつか入手したいですね。
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