ＣＩＴＩＺＥＮ　ＲＯＯＫＩＥ

１９６５年製のシチズン・ジェット・オートデータ・ルーキーです。

時計好きなら誰もが考えることだと思いますが、自分と同じ年に生まれた時計が欲しくなって、いろいろ探し回ったのですが、昭和４０年製ってのはホントに無いですねぇ。
４５年以降、つまり’７０年代のものはあるんですが、６０年代半ばのものが無いんです。むしろ昭和３０年代の方が見つかりやすいので、多く出回っているようです。
とゆーわけで、けっこー苦労しましたが、ついに見つけたのがこの時計です。しかもタグ付きデッドストック！最初に見たときは感激しちゃいました。

外周式ボールベアリングロータ機能、通称ジエットロータ搭載の自動巻き「シチズン・ジェット」に日付表示機能が付加されたのが「オートデーター」であり、さらに手巻き式機能を取り除いたのが「ルーキー」です。
手巻きを併用しないだけに、リューズがケースと一体化されるデザインとなっています。
ジェットシリーズはけっこう目にすることが多いですが、インデックスがドットのタイプは珍しいんじゃないかと思います。

当時の大卒初任給は１万円程度だとすると、８，０００円というのはけっこう高級品だったようですね。

考えてみれば、私が子供の頃はセイコーやシチズンの腕時計ってのは高級品で、私自身、高校に入るまではオモチャに毛のはえたような手巻きの時計しか持ってなかったもんなあ。。。

腕時計が使い捨てライター化したのはクォーツの普及と、スウォッチの影響でしょうかねぇ。。。

裏蓋にはまだ保護シールが付いたままの状態で、永い間時計屋さんで眠っていたことを感じさせます。

【シチズン　ジェット　オートデータルーキー】

●自動巻き（１９石）　●ジェットローター搭載　●１９６５年製デッドストック　●ＧＰケース　●カーフ型押しストラップ

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